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バスガイド通信 高野山奥の院

20万基以上の墓石群があると云われる奥之院に参詣しました。
浄土宗の開祖・法然上人や浄土真宗の開祖・親鸞聖人などの大宗教家の墓。
また織田信長や明智光秀の墓、豊臣秀吉、武田信玄などの敵味方に関係なく
戦国武将の墓があり、弘法大師と高野山の僧たちの寛大な心が感じられました。
中の橋駐車場から約1時間30分、墓石の説明を聞きながら歩きますと
常に案内する歴史上の人物が目の前に浮かんで来る思いがしました。
御廟橋で弘法大師に一礼し、弘法大師御廟の拝殿・燈籠堂に入りました。
参拝者の奉納する燈籠は万燈を超え、大師信仰の篤さが感じられます。・
消えずの火もあり、1016年に祈親上人が献じた祈親燈、白河上皇が献じた白河燈。
親のため大切な黒髪を売って献じた貧女の一灯が燃え続けていました。
弘法大師御廟に合掌して高野山を出発しました。

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