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バスガイド通信 2月25日 知多半島日帰り研修

去る2月25日、知多半島の合同研修を行いました。
常滑焼の里、常滑市や醸造の街である半田市など様々なところを見学させていただいたのですが、
駆け足での研修でしたのでゆっくり写真を撮ることができたのが
愛知県知多郡美浜町にある野間大坊というお寺さんのみでした。
こちらの野間大坊は正しくは大御堂寺と称し、
天武天皇の時代(飛鳥時代)に建立され、行基上人によって中興されたお寺です。
真言宗、知多四国八十八箇所の霊場として多くの信仰を集めています。
また、鎌倉幕府を開いた源頼朝の父である源義朝の最期の地としても有名です。
源義朝公は、京都六波羅の合戦で平氏に破れ、この野間の地に落ち延びてまいりました。
ここで家臣の長田忠致(おさだただむね)・景致(かげむね)親子により謀殺された様子や
その後の結末を名古屋城初代城主・徳川義直の命で幕府の御用絵師・加納探幽が書きあげ現存されています。
貴重な源義朝公最期の絵解きを本堂にて是非ご体験ください。
他にも、広い境内には愛知県の重要文化財である客殿建築の野間大坊本殿や、
国の重要文化財に指定されている梵鐘や古文書などもございます。
中でも源義朝の首を洗ったとされる地の池や長田屋敷跡、命を落としたとされる湯殿跡などはその時代に
タイムスリップしたかのような雰囲気が偲ばれます。

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