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バスガイド通信 『ザンゲ大会』

三人目の大江さんが話の途中で泣き出してから、涙の連鎖が広がっていきました。
発表する人は感極まって泣き出すし、聞いている人ももらい泣きをして、
吉岡さんが差し出したティシュはすぐになくなってしまいました。

親元から離れた寂しさや、慣れない仕事で、
誰もが一度は辞めようと思った時期があったようです。
でも、お客様の一言で踏みとどまることができました。
あの時辞めなくてよかったねと言って、また泣き出す彼女たちでした。

みんな念入りに化粧をしてきたのに、号泣してしまったので、
『ザンゲ大会』が終わった時はぐしゃぐしゃになっていました。

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